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大阪府立大学

大阪府立大学(おおさかふりつだいがく、Osaka Prefecture University)は、大阪府堺市学園町と大阪府羽曳野市に立地する7学部を擁する公立大学である。設置者は公立大学法人大阪府立大学。


特色
文科省が日本の卓越した研究拠点として選ぶ「21世紀COEプログラム」では、「水を反応場に用いる有機資源循環科学・工学」の研究が採択された。
材料工学の分野においては、論文引用数が国内で8位(ISI調べ:1991-2001)である。
生命環境科学部植物バイオサイエンス学科(旧農学部応用植物科学科)の園芸学は、世界ランキングで4位以内と研究者間で評価が非常に高い。(河合塾 “わかる!学問 環境・バイオの最前線―大学・研究者ランキング”)
昆虫学ではチョウ研究で日本一といわれる。(上述書)
"バイオを学ぶなら、京都大学、大阪大学に次いで(西日本で)三番目"(上述書の新聞書評)。
植物生態学の世界的権威中尾佐助は、照葉樹林文化論で世に名を馳せた。
経済学部には、阪神タイガースの優勝時の経済効果を試算したことで有名な宮本勝浩教授がいる。
人間社会学部(旧総合科学部)では、「無痛文明論」の著者、森岡正博教授が教鞭を取る。
学生1人あたりパソコン設置台数は、日本で5番目に多い(2.98台)(大学ランキング2006 朝日新聞社)
大阪府の大学改革基本計画にそって、平成14年から平成23年の10年間で教員25%削減計画が実施されており、大学の学生サービスへの影響と教育研究環境の悪化が懸念されている。
敷地面積は日本有数の広さである。ただし、府の財政事情を反映して付属実験農場の一部が売却宅地化され、グラウンドの売買・縮小が度々話題に上っている。
公立大学法人にむけての設備改善などの移行準備が大阪府によって行われなかったため、耐震性に問題があるとされている多くの学舎の改築など、学生および法人職員の安全上の大きな課題があり、法人化後も増額されない運営費交付金の中で対応できるかどうかが問題となっている。
平成18年度からは、授業料の10%の値上げを経営陣が表明している。
法人職員(教職員)の賃金等を、大阪府の24月昇給延伸措置などの実施により、全国国公立大学中最低レベルに抑えている。

クラブ活動
「Wind Mill Club」が鳥人間コンテストの全国大会で過去3度の優勝経験をもつ日本でも有数の鳥人間名門クラブ。大会で「堺・風車の会」と呼ばれるのは、もともと発足したときに、周辺地域の堺と協力して制作を行ったからである。毎年、このクラブに入りたかったと入部志願してくる学生もおり、これからのますますの活躍が期待されている。
釣り部も学生大会で健闘している。プロレス研究会「WMA」は、日本で唯一プロレス系で「文化部」として活動しているクラブだと言われている。
大学公認のスポーツ行事として、市大戦、六公立大戦、首都大学戦(旧都立大戦)が行われる。 六公立大戦は大阪方(大阪府大):旧大阪府大・大阪女子大、京都方:京都府大、兵庫方(兵庫県大):旧神戸商大・姫路工大(旧旧姫路工大・姫路短大)の3つに分かれて戦う。

学園祭
学園祭は、春の友好祭、夏の七夕祭、秋の大学祭(白鷺祭と杏樹祭)が行われる。
友好祭は概ね5月末から6月始めの週末の3日間に行なわれる学園祭で、もともとは府立系大学の学費値上げに対抗する為に大学間で団結するために行なわれたが、現在は時期的に新入生歓迎や出会いの場的な意味合いを持っている。
七夕祭は主に中百舌鳥周辺に地域の祭りが少ないことから、地域住民との交流等を目的に行なわれている。他の学園祭とは異なり、平日の授業終了後に1日間行なわれる縁日的祭りである。通常学生自治会が呼びかけ、有志の委員会が結成されて実行される。
白鷺祭は大阪府立大学の学園祭の中で最も歴史のある祭りで、11月の第一週の週末の3日間に中百舌鳥キャンパスで行なわれる。もともとは単なる「大学祭」という名称だったが、いつの頃からか最寄り駅が南海高野線白鷺駅であることにちなんで「白鷺」の名を冠するようになった。
杏樹祭は10月の最終週の週末の2日間に羽曳野キャンパスで行われる学園祭である。

学生団体
大阪府立大学中百舌鳥キャンパスでは新入生が入学後に学生団体に配属される。配属先は主に「中百舌鳥キャンパス学生自治会」「友好祭実行委員会」「白鷺祭実行委員会」「生協学生委員会」の4つの内のどれかである。その他に音響機器を扱う「白鷺音響企画共同体S.T.A.F.-1」という学生団体も存在し、学園祭や音楽系クラブの活動には欠かせない存在となっている。
中百舌鳥キャンパス学生自治会は中百舌鳥キャンパスの学生を活動対象とした学生自治会であり、学園祭や文化系クラブ全般への資金面での支援の他、新入生歓迎企画、研究室やゼミの紹介、学生の要望を大学に伝える活動等を行っている。また、学生団体のまとめ役も担っている。
大阪府立大学に存在する全ての学生団体間の連絡、調整、意見交換を行う機関として「学生団体連絡会議」が行われている。議長は中百舌鳥キャンパス学生自治会中央執行委員会委員長が務める。参加団体は「中百舌鳥キャンパス学生自治会」「羽曳野キャンパス学生自治会」「社会福祉学部学生自治会」「友好祭実行委員会」「白鷺祭実行委員会」「杏樹祭実行委員会」「生協学生委員会」「白鷺音響企画共同体S.T.A.F.-1」「体育会」「文化部連合」「至誠寮委員会」「外国人留学生総会」である。

労働組合
公立大学法人大阪府立大学には、大阪府大学教職員組合と大阪女子大学教職員組合の二つの労働組合が存在している。
大阪府大学教職員組合は、中百舌鳥およびはびきのキャンパスにおいて活動を行っている。
大阪女子大学教職員組合は、大仙キャンパスにおいて活発な活動を行っている。

沿革
1949年 官立大阪工業専門学校、府立化学工業専門学校、大阪獣医畜専門学校、大阪農業専門学校、大阪青年師範学校などが母体となり、工・農・教育学部で新制浪速大学が発足
1954年 経済学部を設置
1955年 大阪府立大学に改称
1966年 農学部が堺市大仙町(現在の大阪女子大学)から現在の中百舌鳥キャンパス(堺市百舌鳥梅町(当時))に移転
1977年 教養部を廃止し、総合科学部を設置
1981年 社会福祉学部を設置
2005年 大阪女子大学・大阪府立看護大学と統合し、工学部・生命環境科学部・理学部・経済学部・人間社会学部・看護学部・総合リハビリテーション学部の7学部の大阪府立大学となり、公立大学法人大阪府立大学に移行

大阪女子大学
(Osaka Women's University)

人文社会学部 - 人文学科、人間関係学科
理学部 - 応用数学科、環境理学科
1924年 大阪市住吉区帝塚山に大阪府女子専門学校開校
1949年 新制大阪女子大学発足、学芸学部設置
1976年 堺市大仙町に移転
1999年 学芸学部を改編、人文社会学部・理学部を設置

大阪府立看護大学
(Osaka Prefecture College of Nursing)

看護学部
総合リハビリテーション学部
1994年 看護学部設置
2003年 総合リハビリテーション学部設置

キャンパス
中百舌鳥キャンパス(大阪府堺市学園町) - 工・生命環境科学・理・経済・人間社会学部
羽曳野キャンパス(大阪府羽曳野市はびきの) - 看護・総合リハビリテーション学部
大仙キャンパス(大阪府堺市大仙町)・・・閉鎖予定の暫定キャンパス・・・

学部
工学部 - 機械工学科、航空宇宙工学科、海洋システム工学科、数理工学科、電子物理工学科、電気情報システム工学科、知能情報工学科、応用化学科、化学工学科、マテリアル工学科
生命環境科学部 - 生命機能化学科、生物情報科学科、植物バイオサイエンス学科、緑地環境科学科、獣医学科
理学部 - 情報数理科学科、物理科学科、分子科学科、生物科学科
経済学部 - 経済学科、経営学科
人間社会学部 - 言語文化学科、人間科学科、社会福祉学科
看護学部 - 看護学科
総合リハビリテーション学部 - 理学療法学専攻、作業療法学専攻、栄養療法学専攻

大学院
工学研究科
生命環境科学研究科
理学系研究科
経済学研究科
人間社会学研究科
看護学研究科


著名な出身者
藤本義一 - 小説家、直木賞受賞、経済学部出身
東野圭吾 - 小説家、江戸川乱歩賞受賞、工学部出身
菅広文 - 漫才師(ロザン、中退)、経済学部出身、学生自治会元役員
柴崎友香 - 小説家、「今日のできごと」「ショートカット」など。総合科学部国際文化コース卒、写真部OB
出口竜正 - 漫画家、代表作に『命~紅の守護神~』など。工学部航空宇宙工学科卒業
高階杞一 - 詩人、H氏賞受賞、農学部出身
谷口隆義 - 衆議院議員、元財務副大臣、公認会計士、税理士、学生自治会元役員
志賀俊之 - 日産自動車COO、学生自治会元役員
浅原和人 - 不二製油社長、工学部出身
井本一幸 - 阪神電鉄副社長、経済学部出身
浅田篤 - 任天堂会長、学生自治会元役員
小林信生 - 伊藤忠商事常任監査役、元常務取締役
浦野一雄 - マイカル社長
三東崇秀 - 栗田工業相談役、元取締役社長、農学部出身
古谷由平 - 三立製菓取締役
小林宏至 - 甲南チケット社長
黒田一郎 - アイテック社長、金属化学工業元社長
上田仁 - 住金ケミカル社長
明石博 - ソーラーリサーチ研究所社長
福井眞彌 - ヘキサケミカル社長
宮本正明 - アドパーツ社長
池田靖 - インターアビエーション・ジャパン副社長
吉田淑則 - JSR代表取締役
今中能夫 - コメルツ証券シニアアナリスト次長、「エコノミスト」(2000年)人気エコノミスト・アナリスト コンピューターソフト部門1位、IT・インターネット部門1位、学生自治会元役員
小林悦雄 - リコーラグビー部部長

著名な教員
南努 - 工学研究科教授、学長、大阪府環境審議会会長、近畿化学協会会長、日本ゾルーゲル学会副会長、国際固体イオニクス学会副会長など。1959年W.H.Zachariasen賞、1962年日本セラミックス協会学術賞、1991年アメリカセラミックス学会Fellow、2000年科学技術長官賞(科学技術功労者)など受賞。
村瀬治比古 - 生命環境科学研究科教授、日本植物工場学会長。コケによる屋上・壁面緑化の第一人者。
足立泰二 - 元農学生命科学研究科教授、植物色素研究会元会長。ソバの研究。
金子務 - 名誉教授、形の文化会 会長
矢吹萬壽 - 農学生命科学研究科 名誉教授、元学長。生物環境工学。光合成や生物環境工学に強い大学へと育てた。
北宅善昭 - 生命環境科学研究科教授、組織培養専門。途上国でのサツマイモ栽培。宇宙農場の基礎研究。生態系修復など。
宮本勝浩 - 経済学部長、阪神タイガース優勝の経済効果算出。大学の運営にも関わっている。
中尾佐助 - 農学生命科学研究科 名誉教授、「照葉樹林文化論」。今でも植物生態学研究室に伝統は受け継がれている。
森岡正博 - 人間社会学部人間科学科教授、「無痛文明論」。倫理学の講義は厳しいが面白い。
石井実 - 生命環境科学研究科教授、副学長、学生センター長、日本昆虫学学会長。昆虫学研究室へは学外からの研究員が多く在籍する。
今西英雄 - 元園芸学会会長、農学生命科学研究科元教授、現東京農業大学教授。花や球根の研究。世界的に高いレベルの府大の園芸学を支えた。
堀江珠喜 - 人間文化学研究科助教授、関西文學新人賞選考委員、著書は「男はなぜ悪女にひかれるのか」(平凡社新書)など多数
池田英男 - 生命環境科学研究科教授、日本養液栽培研究会元会長、参与。植物生理学、生物環境工学、野菜システム生産学。
近藤和夫工学研究科教授、化学工学会エレクトロニクス部会代表幹事
大木理 - 生命環境科学研究科教授、国際ウイルス分類委員会委員。植物病理学。顕微鏡を駆使した、ウイルスの感染メカニズムの研究。
吉田弘之 - 工学研究科化学工学分野教授、21世紀COEプログラム平成14年度採択課題「水を反応場に用いる有機資源循環科学・工学」拠点リーダー
荻野芳彦 - 農学生命科学研究科 元教授、淀川流域委員会委員
渡邉紹裕 - 元農学生命科学研究科教授、現総合地球環境学研究所。水文学。乾燥地農業に取り組む。 
森本幸裕 - 元農学生命科学研究科教授(地域環境科学科、現緑地環境科学科)、乾燥地緑化、水辺の再生の研究。現 京都大学地球環境学堂 教授。
大門弘幸 - 農学生命科学研究科教授、根粒菌、緑肥を使った有機栽培を組織培養、分子レベル、栽培実験などから基礎研究。

学園祭でのライブ
友好祭

2005年 サスケ
2004年 Vo Vo Tau
2003年 笑い飯、麒麟、メッセンジャー、ランディーズ
2002年 Go!Go!7188
2001年 忌野清志郎、ラフィー・タフィー
2000年 ジッタリンジン

白鷺祭

2005年 笑い飯、南海キャンディーズ、千鳥、チュートリアル、アジアン、中山功太
2004年 原口あきまさ・アメリカザリガニ・ヒロシ・チョップリン・ラインバック
2003年 陣内智則・フットボールアワー
2002年
2001年 Shela,shiina,speena
2000年 LINDBERG
1999年 ゴスペラーズ
1998年 FANATIC CRISIS
1997年 Every Little Thing


学生団体
大阪府立大学中百舌鳥キャンパス学生自治会
大阪府立大学体育会
第45回友好祭実行委員会
第57回白鷺祭実行委員会
白鷺音響企画共同体S.T.A.F.-1

文化部連合所属クラブ
大阪府立大学SF研究会
大阪府立大学マンドリンクラブ
大阪府立大学演劇部 劇団123
大阪府立大学演劇部OB会
大阪府立大学混声合唱団エヴァコール
大阪府立大学 鳥人間チーム ウインドミルクラブ

体育会所属クラブ
大阪府立大学少林寺拳法部
大阪府立大学体育会弓道部
大阪府立大学アーチェリー部
大阪府立大学陸上競技部
大阪府立大学体育会サッカー部
大阪府立大学柔道部

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